阪神・淡路大震災の追悼行事
昨日は新年の挨拶で神戸に一泊したのですが
お客様から「実はもうすぐ阪神・淡路大震災の発生時刻なんです」と教えていただきました。
偶然、神戸に予定を入れた日と震災の日が一緒だったんですね。
そして「追悼行事があるのでこれからみんなで行きませんか?」
と誘っていただきまして僕も飛び入り参加で黙祷を捧げてきました。
もちろん追悼行事に行くのは初めてです。
25年前の1995年1月17日5時46分
阪神・淡路大震災が起きました。
当時、小学校4年生だった僕は大阪に住んでいたのでそれほど大きな被害はなかったのですが兵庫県では甚大な被害をもたらしました。
神戸から大阪に引っ越してきた人たちも沢山いました。
いつもとは違う時期に転校生が来たので不思議な感覚でした。
震災から間もなくして両親から「勉強より大事なことがあるから」と学校を休んで家族で神戸の街を歩いたことがあります。
立ち並ぶマンションの窓ガラスが割れていて道路も壁も至る所にヒビが入っていて街中でスープを配っていたり物資を配っていたりとそこにある光景は普段の日常とは大きく違うもので子供ながらに大変なことが起きていると思った記憶があります。
そんなことを思い出しながら現地に行くと沢山の人たちが集まっていました。
マンションを見てみると1.17の文字がありました。
黙祷を捧げた後はすぐに帰ったのですが
帰り道、すたすた街を歩きながら
「今だと震災を知らない子たちもいるんですよ」
と話してくれました。
あれから25年も経ったのですからそうですよね。
神戸の街は震災から25年間、平和だという表れにもなりますが新しい時代を生きる人たちのためにも僕たちが風化させないようにしないといけませんね。
それでは今日はこの辺で。