週刊パチBOX

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週に一回更新。飲食店サポートの卓上ゲーム機「パチBOX」を開発している企業ブログ。

幻の水ナス

こんにちは。

代表の古市です。

 

2回目のブログとなりました。

スタッフに写真の貼り付け方を教えてもらったので早速活用しようと思います。

 

今回は私たちの会社がある大阪府和泉市いわゆる泉州地域の特産物について書いてみます。

 

泉州地域の特産物といえば皆さまもご存知かもしれませんが、

「水ナス」があげられます。

 

 

 

水ナスおいしいですよねー。

ナスビはアクが多いので生食には向かないのですが、水ナスはアクが少なくて生でも食べられるのです。

昔の人は水分補給のかわりに水ナスを食べていたそうな。

 

せっかくなのでナスビの起源を調べてみたのですがその昔、奈良県平城京があった奈良時代(8世紀)に中国から伝わり栽培が始まりました。
当時は奈須比(なすび)と呼ばれていたようで水ナスも同じ時期に泉州地域で栽培が始まります。
 
昔は種苗(しゅびょう)屋さんがありませんので、農家はそれぞれが自家栽培した種を使いながら次の年も栽培をしていたようで今よりもたくさんの種類のナスビがあったみたいです。
 
そして現代になり流通が拡大するとナスビは皮がキズつきやすくデパートなどに並べるときには見栄えが悪くなっていたようで、たくさんの品種改良を重ねてキズのつきにくい皮がしっかりとした今のナスビ(水ナス)が完成します。
 
 
少し長くなりましたが、
 
「今の水ナスもおいしいけど昔の水ナスがあるのならぜひ一度食べてみたい」
と思いませんか?
 
 
 
もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが伝統は受け継がれていて今も存在するんです。
 
 
それが幻の水ナス「馬場ナス」です!
 
 
この馬場ナス、貝塚市馬場地区で栽培されているのですが、皮が薄くキズがつきやすいので極めて流通量が少なく直売所でしかお目にかかれないことから幻の水ナスと呼ばれています。
 
僕も存在は知っていて一度は食べてみたいなーと思っていたのですがこの度やっとお目にかかることができました。
 
 
それも実家で…( ̄▽ ̄)
 
 
念願の馬場ナスは実家にありました(O_O)
母親が立ち寄った直売所にあったみたいで自家製浅漬けにしてました。
 
 
こちらが幻の馬場ナスです。
 

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よく見かける水ナスと比べると細長いです。

箸で皮を触ってみるとすぐにキズの跡がつきました。確かにこれはデリケート…

 

 

それでは早速実食です!
 

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皮が薄くて簡単に噛み切れます。
そして何よりとてもみずみずしくて、
水分量が多いためか水滴がしたたり落ちました。
これは本当に美味しかったです!
 
貝塚市の方に行けば手に入るようですので皆さまもぜひ一度ご賞味ください。
そしてそのついでに私たちの会社にもぜひ顔を出してください(^^)
 
教訓:実家には帰ってみるべき。