週刊パチBOX

週刊パチBOX

飲食店経営をサポート、耳よりな情報を週に一度更新。飲食店向けの卓上ゲーム機「パチBOX」を開発している企業ブログ。

僕が零細企業にこだわる理由〜労働分配率から考えてみる〜

久しぶりに『零細企業シリーズ』のブログです。

 

この零細企業シリーズ、

意外とブログのアクセス数が多かったんですよね。

みんな大企業より零細企業の方が好きなのかなー?と思ってみたり…

するわけがありませんよ。

 

統計を調べたりしたことはないのですが、

恐らく中小零細企業より大企業の方がいいと思う人は90%以上いると思います。

僕も今でこそ大企業より中小零細企業がいいなと思いますが、それは経営の観点も含めて見た時のことです。

 

では、なぜ世の中の一定の人たちが零細企業に興味本位でも覗いてみようと思うのか。

 

それは恐らく、一言。

謎めいているからでしょう笑

 

聞いたことがない、何をしているのかよく分からない、怪しい、怖い。

とにかく色んなことを思ったりするかと思います。

 

あとは経営者の方が興味を持ったりするのかな。

日本の企業はほとんどが中小零細企業ですので経営者というのも山のように存在します。

だから経営者って珍しいものでもないんですね。

 

そんなことはさておき、

何を隠そう、弊社は正真正銘の零細企業です。

会社の零細企業歴で言いますと23年目になるでしょうか。

そうです、零細企業の大ベテランなのです。

 

僕は入社をして10年になりますが社員数が10人を超えたことは一度もありません。

それはビジネスモデルの仕組みであったり色々な理由があるのですが、

今日は『労働分配率』をテーマにしてブログを始めたいと思います。

(やっと本題に入ります。)

 

まず、この労働分配率とはなんぞや?

と思った人もいるかもしれません。

とっても簡単で10秒で理解できます。

 

仕入れた部材が800円でそれを1000円で販売するとします。

 

利益は200円になりますよね。

これを付加価値額だったり、売上総利益だとか言いますが、呼び方は「利益」でいいと思います。

この利益から半分の100円を給料としてもらうと労働分配率は50%となります。

例えば利益から全額給料としてもらうと労働分配率は100%となるわけです。

さすがに100%はあり得ませんが。。。

 

労働分配率の意味と計算方法はこれだけです。

とっても簡単ですよね。

 

で、ここからが重要な部分なのですが、

労働分配率は高い方がいいと思いましたか?

 

たくさん還元してくれるんだから高い方がいいと思いますよね。

でも例えばこれが1人ではなくて2人で利益の100円を分けるとしましょう

この場合も労働分配率は50%になりますが分配したのは1人50円ずつになります。

「50円だとかわいそうだから60円にしてあげよう」と思えば120円となり労働分配率は60%と上がってしまいます。

 

労働分配率は上がり過ぎると会社の収益率が下がってしまうので「お金がない=倒産、廃業」という最悪のケースになる可能性があります。

 

僕が零細企業にこだわる理由は

人数を少数精鋭にすることで利益を分散させないように考えている

ということです。

零細企業は資金力に限りがあるので集中投資をする必要があります。

この集中投資を人材に対しても考えているということです。

 

僕は個人的に、

労働分配率は高い方が危険な兆候で低い方が良い

と考えています。そして、

低くすることを意識しながら分配する金額を上げていくことが最も健全である

と思っています。

 

例えば利益が200円だったのが効率化を進めて250円になったとします。

250円から40%の分配率とすると、

先ほどの50%と同じ100円になります。

この状態であれば、40%を45%にしたとしても社員、そして会社の両方にとって良い形となります。

 

労働分配率は無闇に下げるべきだ、というわけではありません。

単に分配率を下げることは社員たちの生活の安定に大きく影響を及ぼすからです。

何かムダなことはないか、なぜ会社を大きくするのか、投資を集中させて利益を作り出して結果として労働分配率を下げていく。

こんな風にやってきたらですね、

ずっと零細企業なんです。

大企業にする才能もないのでしょうけど。

 

それでは今日はこの辺で。

代表の古市でした。