一億総株主より大切なこと【資産形成で損を減らす】
ニュースを見ていると岸田首相が
「一億総株主」と提言していました。
一億総株主!!
かっこいいですねー!
ネーミングが。
確か昔、
『一億総中流』
なんて言葉もありましたね。
最近、聞かなくなった気もするけど。
もっともっと昔、
日本が戦時中の頃は
『一億総玉砕』
なんて言葉も授業で習ったような。
『一億〜』という頭文字をつけると
あまりうまくいかないジンクスがあるかも。
日本人は世界と比べるとあまり投資をしない傾向があるようです。
というのも、僕が生まれた頃のバブルの時代は銀行に預けていると金利が年5%もあったようです。
例えば銀行に100万円を預けると一年後に105万円になって、
その間に貯金をしてさらに100万円を追加して銀行に預けると、
105万円+100万円の合計205万円
の一年後には215万円!
元本の200万円からたった2年で15万円も利子がついて返ってくる、銀行にお金を預けているだけでお金がどんどん増えていく今じゃ考えられない良い時代があったんですねー!
というわけで昔は投資する必要がなかったんです。
僕は今37歳だけど投資の勉強とか学校で習ったことないですし。
今は少なからず投資しているけど。
だから大半の人たちは『一億総株主』なんて言われても何をしていいか分からないと思う。
どこの会社の株を買えばいいのか?
そもそもどうやって会社の株を買うのか知らない人も沢山いると思います。
わざわざ自分で働いて稼いだお金を自分がよく分からないことに使う必要はないと僕は思っています。
ましてや、分からないから誰かにお金を預けて運用してもらうなんてのは詐欺も多いので極力辞めた方がいいです。
というわけで何が言いたいかと申しますと、
まずは自分の好きなことや趣味から得た知識をもとに自分の分かることから資産形成を始めましょう。
例えば車や時計。
買う時の値段はじっくり見ると思うけど、売る時の値段が本当の価値で自身の資産になります。
買う値段も大切ですが、買おうとしている物がどれだけの値段で中古で売られているかを調べることも必要です。
(よっぽど気に入った物なら別だけど)
ほとんどの買い物は買った値段より売る値段の方が下がることが多いですが、値段が下がりにくい物を選ぶことも損をしにくい=資産を守ることにも繋がります。
時には買った物が購入した値段より高く売られたりすることもあります。
それはもう、投資の成功例だと言えるのではないでしょうか。
自然と物を大切にすることにも繋がります。
たとえ買った値段より下がってしまっても、
「長らく愛用してきた物だしまぁいいか」と納得できることもストレスを感じにくい利点かもしれません。
株式投資で成功している人たちもたくさんいらっしゃいますが、
成功の秘訣は共通していて
「損を減らす」
と口を揃えます。
最近だと、テスタさんという有名な投資家の方がテレビやYouTubeで自身の考え方を語っていたりしますね。
(投資詐欺撲滅にもかなり注力されている方なのでその点は特に参考にするべき)
自分が買った物がどれほどの資産となりうるかを考える癖を身につけることが今後の株式投資にも役立つかもしれません。
(物を買うとき必ず値切りなさいという話ではない)