ワクチン摂取率から見た時間軸
株式会社タイムクリエイト古市です。
飲食店向けにアミューズメントゲーム機を製造する弊社にとって、なかなか改善の見えない世の中を日々過ごしています。
このような大変な時期に企業を運営する上で大切なことは、予測を立てることにつきます。
最近ですと、星野リゾートさんが自社の倒産確率であったりコロナに対する見解を示されたりしていますね。
飲食店にゲーム機を卸す弊社も今回のコロナによる影響は大きく受けていまして、どうすることもできないにしても、ある程度の予測を立てながら事業運営を図らなくてはいけません。
結局のところ、
•今よりも良くなるのはいつになるのか
•いつまで我慢をするのか
なんですよね。
さて、今回はワクチン摂取率から見た時間軸について弊社が立てる予測のブログになります。
まず、2021年8月17日現在のワクチン摂取者数についてですが、日本経済新聞さんの情報をもとに述べたいと思います。
コロナワクチンについては現在、2回接種が推奨されています。
1回だけの接種だと抗体を得ることは少ないとのことで弊社では2回摂取の数を重視しています。
上の図にあるように、2回接種した方は
約4935万人となっています。
これを総人口から見た摂取率で見ますと、
2回接種率は総人口の38.8%となっています。
主に高齢者の方を中心にワクチン接種が進んでいる状況です。
弊社では総人口の60%〜70%の摂取率に達すれば、条件付きの緩和が進んでいくのではないかと想定して事業計画をしています。
条件付きの緩和というのは、飲食店のお酒の提供禁止であったり時短営業についての緩和が進むであろうという意味です。
本来であれば100%に近い数字に達してからが理想になりますが、20代のコロナによる死亡率が低いことによる主に若年層の接種は控える傾向にあること、既にコロナに罹患した方はワクチン接種しないだろうという点、そして海外の経済活動の再開した時期を考えると、
おおよそ60〜70%くらいの摂取率が経済活動の再開における妥協点になってくるのではないかと予想しています。
では次にいつ頃、総人口の摂取率が60%を超えてくるのかですが、ワクチンの接種が1日あたりどれだけ進んでいるかを見る必要があります。
こちらが1日あたりの接種回数となります。
ワクチンの供給が少なくなったこともあり、7月をピークに1日あたりの接種回数は少なくなっていますが、今だと1日60万回ほどの接種が進んでいる状況のようです。
日本政府としては、1日100万回接種を目標にしておりますので今後はもう少し接種回数が増えてくるのではないかと考えると大体1日80万回ペースになるでしょうか。
1日80万回を1ヶ月30日として計算すると、
月に2400万回ペースとなります。
ワクチンは2回接種が推奨されていますので、
2400万回を2で割った1ヶ月に1200万人の2回接種者が出てくることとなります。
本日8月17日現在で2回接種した方は4935万人とありましたから、
来月の9月中頃には1200万人を足したおよそ6100万人が2回接種をしたことになります。
2ヶ月後の10月中頃にはさらに1200万人を足した7300万人が2回接種を終えることになります。
総人口に対して7300万人はおよそ60%ほどの摂取率となります。
ですので、2021年10月中頃〜11月上旬までには本格的な経済活動が再開されるであろうと予想をしています。
経済活動が再開されても日本ではマスクの推奨は続くことになると考えていますが、
あと2ヶ月の辛抱です。
あともう少しだけ辛抱しながら良くなる世の中を待ち続けましょう!
それではまた次回。